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アフィリエイトブログを始めましたが、検索上位が取れず、悩んでいます。

検索上位を取るためには、SEO対策が必要です。

具体的に、どんな記事の書き方をすれば良いのか、教えてください!
この記事で分かる事
・検索結果の順序を決めるメカニズム
・検索上位を取るためには、記事設計が大切
・SEO対策が上手くいかない理由
目次
SEO対策の前に、検索順位の仕組みを理解しよう

ブログ記事のSEO対策をする際には、まず最初に、ユーザーがキーワード検索をした時に、どんな方法で検索結果の表示順位が決められるのかというメカニズムを理解することが大切です。
検索順序が決まる具体的なアルゴリズムは、Yahoo!やGoogleなど検索エンジンごとに異なります。
しかし、多くの検索エンジンに共通する順位表示の要素は、大きく分類して3つあります。
クロール
クロールとは、一言で表現するなら「巡回」のことです。
各検索エンジンでは、それぞれに開発したロボットを使い、Web上のブログ記事を常に自動的に巡回しています。
検索上位表示されやすい記事には、フロントページからたくさんのリンクが張られて階層構造がシッカリしていたり、記事数が充実しているブログ、また他のサイトから被リンクを多くゲットしているサイト、といった特徴があります。
被リンクというのは、他のブログ運営者があなたのサイトを「役立つサイト」だと認識し、各人のブログ内でリンクを張ってくれているというものです。
クロール要素においては、検索エンジンが使っているロボットに対して、どこをどんな風に巡回して欲しいのかを、ユーザーやブロガーがリクエストすることはできません。
これは、どのユーザーでも同じです。
また、他のアフィリエイターが自分のブログ記事にリンクを張ってくれるかどうかという点についても、自分1人で何とかすることは難しいものです。
しかし、ブログサイトの構成を工夫したり、記事数を増やしながら体系的にまとめる事なら、初心者のアフィリエイトブロガーにとっても工夫できるのではないでしょうか。
SEO対策において最初にやりたい作業は、自分のブログサイトの構造を設計し、改善が必要な部分は速やかに軌道修正することです。
そのうえで、たくさんの記事を書いて記事数を増やすという対策で、検索上位を獲得できる可能性がアップします。
インデックス
インデックスとは、ロボットがクロールによって収集した情報をデータベースに保存する作業を指します。
各検索エンジンは、それぞれデータベースを持ち、そこにクロールによる情報を保管しています。
具体的にどんな情報が保管されているのかについては、検索エンジンごとに異なりますし、一般公開はされていません。
予測されているのは、各ブログ記事内に含まれているキーワードについての情報や、記事がWeb上に公開されてから現在までどのぐらいの時間が経っているかという更新性などです。
収集保管されているデータや情報については、検索エンジンごとに企業秘密となっているものの、これまで分かっている情報のみを使っても、ある程度のSEO対策ができます。
例えばキーワードに関する情報ですが、一つ一つの記事内で、どんなキーワードが使われているかという点が収集されます。
さらに、それらのキーワードが記事内のどのあたりにどのぐらいの頻度で使われているのか、記事全体では何回ぐらい使われているのかという情報も、情報収集されていると考えられます。
検索上位表示されるためには、ブログを頻繁かつ定期的に更新していることも、大切な要素です。
どんなに優秀な記事でも、公開されてから数年間も全く更新されずに放置されているのでは、検索上位表示される可能性は低くなってしまいます。
全ての記事を更新する必要はありませんが、ブログに新着記事を追加したり、新しくリンクを張って拡張することは、上位表示されるためには必要不可欠な作業です。
ランキング
ランキングとは、クロール後にインデックス化された情報に、順位をつける作業のことです。
アフィリエイターやブロガーは、このランキングのプロセスをチェックすることはできませんし、具体的にどんな方法でランキングがつけられているのかという点についても、明確な方法を知ることはできません。
検索エンジンごとに、ランキング方法は異なるため、こちらの検索エンジンで1位表示されるブログ記事でも、あちらの検索エンジンだと5位表示になる、ということはもちろんあります。
検索エンジンは、Web上に存在している無数のWebサイトの一つ一つを評価した上で、ランキングをつけています。
ランキングに使われる評価要素は1つだけではなく、検索エンジンによって要素の数や内容は異なるものの、200以上の要素があると言われています。
SEO対策向けのオンラインサロンなどでは、これらの評価要素を予測しながら、具体的にどんな対策をすれば上位表示されやすいかという知識やノウハウを教えています。
しかし、評価要素は常に追加されています。しかも内容は完全にブラックボックスです。
そのため、どんなに優秀なオンラインサロンでも、各検索エンジンの評価要素を完全に網羅することは、難しいでしょう。
SEOで検索上位をゲットするには、記事設計を工夫すること

少しでも上位ページへの結果表示されることは、より多くのユーザーに自分のブログ記事の存在を知ってもらえるだけでなく、たくさんの人にブログ記事を読んでもらうことにもつながります。
しかし、どんなに優秀な内容の記事でも、検索上位を獲得できなければ、多くのユーザーに見つけてもらうことは難しいものです。
多くの場合、SEOの検索上位を獲得できるかどうかという点については、
実際に記事を書く前の記事設計の段階でほぼ決まると言われています。
具体的には、どんな風に記事設計をすれば、検索上位を獲得しやすいのでしょうか?
ステップ1:キーワードを選定する
ブログ記事を書く際には、思ったことを徒然に記事にするのではなく、記事を書く前にキーワードを選定した上で、キーワードにあった記事を戦略的に書くことが大切です。
ブログを開設する際には、おそらくブログ全体のテーマや分野を絞り込んでいるので、キーワードの選定についても、ブログのテーマや分野とあったものを選ぶことになります。
キーワードを選ぶ際には、検索エンジンを使うユーザーが、具体的にどんなキーワードで検索しているのかをリサーチしながら決めると良いでしょう。
例えば、筋トレについての記事をまとめているブログなら、筋トレと関係のあるキーワードをいくつかピックアップすることになります。
「筋トレ」というキーワードだけで検索するユーザーもいれば、「筋トレ、自宅」とか「筋トレ、食事」など、複数のキーワードで検索するユーザーも少なくありません。
記事設計においては、ユーザーに多く使われているキーワードを1つ以上選定しながら、どこにどんなブログ記事を書くのかという点を設計していきましょう。
選定するキーワードの数は、1つでもOKですし、複数を選定するのもアリです。複数のキーワードを選定した記事を書けば、ユーザーの検索方法によっては上位表示されやすくなるというメリットがあります。
ただし、複数の検索キーワードを選定すると、記事のコンテンツ内容の方向性がかなり限定されてしまうというデメリットもあります。

ステップ2:ユーザーの検索意図を考える
検索エンジンを使うユーザーは、特定のキーワードで検索する際には、必ずその背景に、どんな情報を知りたいのかという意図があります。
ブログ記事設計においては、そうしたユーザーの検索意図を多方向から洗い出すことが、キーワード選定の幅を広げたり、ブログ記事の内容を充実させるためのコツとなります。
例えば、「筋トレ、食事」という検索キーワードなら、筋トレをしながら食べたほうが良い食事を知りたいとか、筋トレと相性が良い栄養成分、筋トレと食事のバランスや頻度・方法を知りたい、と言った検索意図が考えられます。
検索意図を考えることは、ブロガーが自分をユーザーの立場に置き換えてみれば、決して難しい作業ではありません。
まず、ブロガーが記事にしようと考えている情報の中には、ユーザーが検索キーワードを使って収集したいと思っている情報があります。
さらに、ユーザーはまだ知らないけれど、知るととても役に立つと感じるであろう情報もあるでしょう。
これらは、ユーザーの「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」と呼ばれています。
SEO対策で上位検索を獲得するためには、顕在ニーズだけを記事内に取り込むのではなく、潜在ニーズに関してもうまく網羅することが必要です。
ユーザーの検索意図を幅広く把握することが、SEO対策なのです。

ステップ3:記事を書く前に階層構造を決める
キーワードを選定したら、具体的にどんな記事をどんな風に書くのか、そして各記事に対してどんなリンクを張るのかという階層構造を決めていきましょう。
記事設計においては、この階層構造がとても重要です。
階層構造がシッカリしているブログを設計しておけば、後から新規キーワードを使って記事を追加する際にも、階層構造や設計の統一性や体系性を崩さずに済みます。
階層構造をあらかじめ決めておくことはまた、SEO対策という点ではクロールロボットに高評価されやすく、結果的に検索上位ページへ表示されやすくなるというメリットもあります。
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SEO対策が上手くいかない理由とは?

自分なりにSEO対策をしているつもりなのに、なかなか結果に現れないことは、決して珍しいことではありません。
その場合には、具体的にどんな理由が考えられるのでしょうか?
キーワード選定が失敗しているパターン
検索上位を獲得するためには、SEO対策を意識したブログ記事の作成が必要不可欠です。
記事の中にキーワードが適当に散りばめられていても、SEO対策を意識しない記事だと、検索上位を狙うことは難しいでしょう。
キーワード選定が失敗しているパターンでは、キーワードに統一性がないとか、ユーザーが検索する際に使用するキーワードではない、なとのパターンが考えられます。
検索意図の洗い出しが十分ではないパターン
検索意図の洗い出しが十分ではない場合にも、検索上位を獲得することは難しいでしょう。
検索意図の洗い出しを充実させるということは、一言で言うなら、検索キーワードに関連する情報を充実させるということでもあります。
例えば、「筋トレ、自宅」というキーワードで検索するユーザーに対しては、自宅でトレーニング機器を使わずにできる筋トレ方法を紹介するという顕在ニーズに対処するだけでは、十分な情報とは言えません。
体重を負荷にできるトレーニング方法や、具体的にどんな筋トレが効率的なのか、自宅にあるものを活用した筋トレ方など、アイデアを凝らした記事を書くことが、検索意図の洗い出しを充実させるコツです。
競合性が高すぎるパターン
たくさんの人が検索するキーワードは、既に多くのブロガー達によってキーワード選定されていると考えられます。
どんなに記事設計が優秀でも、競合性が高すぎる人気キーワードでは、上位表示されることは簡単ではないでしょう。
それに、人気のあるキーワードは企業サイトも多く参入しています。
そのため個人ブロガーにとっては、検索上位を獲得することは至難の業です。
SEO対策で少しでも検索上位を目指すなら、できるだけ競合が少ないキーワードを見つけることを検討してはいかがでしょうか?
競合がそれほど多くないニッチなキーワードは、検索をするユーザーの母体が少ないというデメリットはあります。
また、アフィリエイトの場合には、そのニッチなキーワードに関連する商品を広告として貼り付けるため、対象となる商品を見つけることも簡単ではないかもしれません。
しかし、検索上位を獲得するというSEO対策としては、決して悪くはないアプローチ方法です。
もちろん、自分がブログ記事を書きやすい内容であることが大前提です。
まとめ-検索上位を取るためのSEOライティング-

SEO対策として検索上位を獲得するためには、記事を書く前の段階で、しっかりと階層構造を作って十分な記事設計を行うことが効果的です。
そして、記事のコンテンツ内には、ユーザーが知りたいと思っている情報だけでなく、ユーザーは知らないけれど知っていると便利なお役立ち情報や豆知識なども含めることで、検索上位を獲得しやすくなります。



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