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ほとんどの人はSNSでブログってあまり流行らないような気がするんですけど、ブログで収益化なんてできるんですか?

確かに手軽なSNSの方が圧倒的に利用者が多いし、実際にネット上でのコミュニケーションの手段といったらブログよりもSNSだよね。
でもブログにはたくさんの分量を書くことができる、写真や動画を豊富に乗せることができるというメリットがある。
ある商品やサービスについての詳しい情報を得たいと思ったらこっちの方がいい、という人も多いんだ。

つまりビジネスに結びつけやすいってわけですか?

だってブログをやってかなりの収入を得ている芸能人の話を聞くじゃない?
ブログはまだまだ収益の手段として魅力と可能性を持ってるんだよ。

なるほど。
でも芸能人ならともかく、一般人がブログで稼ぐのは難しそうですけど。

そこだね。
どんな形で収益化を行っていくか、どんなジャンルを目指すかで勝敗が決まる、目の付け所がとても大事なんだよ。
収益化するアプローチを自分で選べる分、自分で稼げるブログを築いていく必要があるんだな。
この記事からわかること
・ブログで稼ぐことはできるのか
・ブログで稼げるジャンルとは何か?
・稼げるジャンルでどう面白いブログを作っていくか?
ブログ収益化とは?

ブログで稼ぐ、と言われてもあまりイメージが湧かないかもしれません。
「昔はブログをやっていたけど今はすっかりSNSになっちゃった」という人も多いはず。
ひと昔前に比べるとブログは話題を集めるジャンルとは言えない面もあります。
しかしブログで収益を上げている人もいますし、中には年収10万円以上、コンスタントな収入を得ている人もいます。
芸能人のブログの内容が時々ネットで話題になりますが、あの多くは収益化を兼ねた活動で、ひとつ投稿するだけでかなりの収入を得ているはずです。
ブログで収入を得るにはいくつかのアプローチがありますが、基本的な部分はどれも同じで広告収入の形で報酬が発生する仕組みになっています。
ブログと広告収入と言われて真っ先に思い浮かぶのがアフィリエイトでしょう。
ある商品・サービスを紹介する記事を購入サイトのリンクを貼り付けた上で投稿し、それを見た人がそのリンク先で商品・サービスを購入したり、または単にサイトにアクセスしたときに報酬が発生します。
他にもGoogleアドセンスやAmazonアソシエイトなど、特定の企業が提供しているブログ収益化のシステムもありますが、基本的な部分は共通しています。
つまり多くの人を引きつけるブログを運営し、魅力的な記事を書き、読んだ人を扱った商品・サービスの購入へと導く。
この3点をクリアすることで収入が発生するのです。
ブログで稼げるジャンルはなに?

といっても言うのは簡単、稼ぐのは難しいというのが実際のところ。
多くの人に見てもらい、買ってもらうブログを作るためにはどうすればよいのか?
その基本となるのがジャンル選びです。
どんなジャンルを選べば収益を得やすいのかは、よく考えたうえでブログの基本路線を決める必要があります。
どんなジェンルを選ぶべきか?
このジャンルの選び方において必ずと言っていいほど重要なテーマとなるのが「自分が好きなジャンルにするべきか」です。
自分が好きなジャンルだったらいろいろと詳しいですし、日常生活の中で自然と最新の情報も入ってくるのでブログのネタに困らない面があります。
またやっていて楽しいのも大きな魅力でしょう。
楽しいことをやってお金を稼げるなら言うことなし!というわけです。
ただ結論から言えば、好きなジャンルにプライオリティをおいてブログ収益化を目指すのはあまりおすすめできません。
やはりブログ収益化に向いているジャンルとそうでないジャンルがあるからです。
どんなに好きなジャンルで詳しいことを書く知識やノウハウがあっても、そのジャンルの市場そのものが狭い場合、ビジネスとして成り立たない面もあります。
実際にブログを訪問した人が記事を見て、そこに貼り付けてあるリンクから商品・サービスを購入する確率はどれぐらいでしょうか?10人に1人もいればかなり立派な収益化ブログと評価できるでしょう。
ですから分母が大きいジャンルが求められるのです。
その好きなジャンルがマイナーなジャンルの場合、いくら素晴らしい記事を書いて、それを読んだ人が購入に走る確率が高くても収益として成り立たない可能性が出て来ます。
しかし、メジャーなジャンルの場合は購入に走る確率が低くても、多くの人に見てもらうことで売上を伸ばすことができます。
簡単に言えば10分の3よりも100分の10の方がいいわけです。この点を考えた上でジャンルを選ぶ必要があるのです。
ジャンル選びのポイントを2つ
ブログ収益化におけるジャンルの選び方のポイントは2つに絞り込むことができるでしょう。
まず「ある程度のマーケットがあるか」。
できるだけ分母が大きいジャンルを選びましょう。
2つ目は「将来性があるか」。
すでに大きなマーケットを形成しているジャンルには他にも多くのブロガーが参入して収益化を目指しています。
分母が大きい分競争も激しいのです。
もうすでにブロガーが飽和状態に達してこれ以上新規参入の余地がない可能性だってあります。
その分野のファンがすでに特定の「お気に入りブロガー」を見つけて定着しまっている場合、その牙城に食い込むのは簡単なことではありません。
ですからこれから伸びるマーケット、これから多くの人が良い情報を提供するブロガーを探し始めるマーケットを見つけることが大事なのです。
日頃からさまざまな分野にアンテナを張って市場の流れ、世のトレンドを見極めるようにしましょう。
この2つをまず前提にしたうえで、プラスアルファの形で自分が好きなジャンル、興味を持てるジャンルかどうかも意識しましょう。
先述したように興味があるジャンルのほうが最新の情報がアンテナに引っかかりやすくなりますし、後述する「多くの人が知りたいことを伝える」記事づくりに役立つからです。
具体的に稼げそうなジャンルは?
トレンドや市場の状況によっても稼げそうなジャンルの範囲は異なってくるでしょう。
ただアフィリエイトなどのネットビジネスが誕生して以来、安定したマーケットを形成し、稼げるブロガーを生み出しているジャンルもあります。
市場の多さでは断然で美容・健康方面、それから悩みが多いお金・恋愛関連が筆頭に上げられるでしょう。
加えて近年では、メンタルヘルスをはじめとした心の悩みに答えるブログが注目を集めています。
多くの人が抱えている悩みについて取り上げ、適切な情報を提供したうえでその悩みの改善に役立つ商品(書籍など)を紹介する形です。
これらのジャンルの中から自分に向いたものがないかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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どうやってブログを書く?

本気でブログで稼ごうと思った場合、ジャンルの選び方と同じくらい重要なテーマとなってくるのがテーマ選びです。
簡単に言えば「誰に向けて、何を伝えるか」ですね。
単に扱う商品・サービスの基本情報を羅列して「これがおすすめです!」と書いたところで買ってくれる人はいないでしょう。
読んだ人に「ちょっとチェックしてみようか」と思わせるような内容、さらには「この人のブログをチェックしてから何を買うか決めよう」といった状況へと持ち込めるようなテーマ設定が求められます。
誰に向けて書くか決めよう!
同じ商品・サービスでも初心者をターゲットにするか、マニアをターゲットにするかで当然求められる情報の内容が大きく異なってくるのです。
さらに主婦、学生、社会人など年齢や職業の層によっても変わってくるでしょう。
読んだ人が自分にとって役立つ情報だと受け止めてもらえるためには、ある程度のターゲットの絞り込みは重要です。
伝え方も大事!
基本情報を羅列しておすすめするだけでは誰の心にも響かない、となると何をどう伝えるかがポイントになってきます。
これはターゲティングとも関わってきますが、基本的なポイントは2つ。
「その商品・サービスを購入することでどんなメリットが得られるか」と「多くの人がその商品・サービスに対して感じている疑問や不安を解消させることができるか」です。
メーカーの公式サイトでは当然よい部分しか書かれていない、かといって匿名の口コミは信用できるかどうかわからないし、そもそも内容も乏しいものが多い。
ブログはこの両方の問題に応えられる面に収益を上げるポイントがあります。
「これは本当に役立つの?」「コストパフォーマンスはどう?」といった多くの人が感じつつも、実際のところを事前に知るのが難しいポイントに踏み込むことで、不安や疑問を解消して購買意欲を高めることができるわけです。
そしてこうした有益な投稿を続けていればリピーターを獲得し、売上も安定させることができるでしょう。
ブログ収益化におけるポイント

ブログの収益化を軌道に乗せるためには、ふさわしいジャンル・テーマ設定のうえで多くの人の疑問・不安を解消できるような記事を書く。
商品・サービスの購入に踏み切る障害を取り除くことで購買意欲を解放するような記事が求められる、これがブログ収益化における大前提です。
さらにプラスアルファで「こんな使い方もあります」などちょっとしたコツを盛り込むと、より多くの人たちからの信頼を集めることができるでしょう。
例えば美容・健康関連の商品は意外な用途で使えるものがあるものです。
「エイジングケア用に買った化粧品だったけど乾燥肌の人にもピッタリだと思う」「リフトアップ目的で購入したマッサージ機だったけど、リラックス目的にもいい感じです」といった意外な使いみちやコツを紹介することができれば、購入を迷っている人が「そうなんだ!じゃあ買ってみよう!」となるように背中を押すことができるでしょう。
一方注意したい点としては、あからさまな宣伝臭のある記事は避けることです。いかにも宣伝することが目的の記事はどうしても「誘導している」印象を見る人に与えてしまうものです。
そうなると本当にブロガー本人がその商品・サービスを気に入っているのか、単に宣伝のために本当は思ってもいないことを書いているのが疑心暗鬼になってしまいかねません。
いったんそうした印象を与えてしまうと信頼を獲得するのは簡単ではなく、なかなかリピーターを獲得できなくなってしまいます。
どうしても収益化を意識すると宣伝臭が強くなってしまう面がありますから、あまり前のめりに投稿を続けるのではなく、楽しみ半分で続けるのが一番理想的です。
記事の内容をすべて紹介する商品・サービスだけで埋め尽くすのではなく、日記のように自分の日常生活のことも軽く触れながら書いていくと、自然な感じの投稿にすることができるでしょう。
収益化を目指すからといってビジネスに徹したブログ運営をしていると本人の「顔」が見えず、単にお金を稼ぐためだけにやっているような印象になってしまうので気をつけましょう。
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他の人の真似もしてみよう!

市場が大きいジャンルを選ぶ以上、すでにその分野でブロガーとして活動している人がいます。
ですからそうした人たちをチェックして、ブログ全体の雰囲気や投稿の内容を確認してみましょう。
どんな記事が読まれているのか、どんな書き方をすれば多くの人に評価されるのか、収益を上げることができるか、どんどん参考にして取り入れていきましょう。
そしてよいと思った部分は遠慮せずに真似をする。
もちろんコピペは問題外ですし、まるっきり同じような内容では個性も何もなくなってしまい、先述したような本の「顔」が見えないブログになってしまいます。
ですから枠組みやスタイルだけうまく真似し、具体的な文章や扱う商品・サービスは自分なりのものを作っていきましょう。
これを繰り返していけば、次第にコツを掴みつつ収益を増やしていくことができるでしょう。
そしていずれは自分が真似される立場になることもできるかもしれません。
まとめ-ブログはジャンル/テーマ選びが10割-

ブログで安定した収益を上げるのは簡単なことではないのは事実です。
しかし、実際に収益を上げている人もいますし、そうした人たちにはこれまで挙げてきたジャンル・テーマ選びの巧みさ、閲覧する人たちのニーズに応える情報の発信力といった優れた点を備えています。
このような優れた点を真似して取り入れつつ、試行錯誤を繰り返していく。
時間はかかるかも知れませんが、安定した収益を上げられるようになるのは決して不可能な話ではないはずです。
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