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ブログの訪問者が増えてきたのでそろそろ過去記事のメンテナンスをと思ってリライトを始めてみました。

リライトは集客力を上げるのに欠かせない作業です。これを怠ると過去記事の収益が一気に落ちることもあるので気をつけてくださいね。

そうなんですね。集客をもっと上げたいのでリライトに力を入れていますが、どうしたら良いのかわからないこともあります。なにかいいアドバイスはありますか?

リライトはページの更新をするタイミングが大切です。いくつか気をつけたほうがよいポイントさえ覚えてしまえば案外簡単ですよ。

SEO対策とリライトの注意点を知っておくのは訪問者数を上げるのに欠かせません。今回は3つのステップと2つの注意点が学べます。
この記事でわかること
・なぜリライトをする必要があるのか
・リライトでSEO対策は必須
・SEO対策の具体例とリライトのコツ
・リライトでやってはいけない2つのこととは
目次
ブログのリライトをする必要がある理由と注意点

せっかく書いた記事を改めて加筆訂正(リライト)することに本当に意味があるのでしょうか。
リライトは集客を上げるだけでなく、サイトの評価を上げるのにも貢献します。検索エンジンは常に進歩していて、AIによるリサーチを行っています。
サーチロボットが更新されるごとに、サイトの良し悪しを判断する能力が上がっているので、もしサイトを更新しないでいるとボットはこのサイトは更新頻度が少ないし、内容も前と同じのものだから、評価できるとは言えない、と判断してしまいます。
AIだからとって甘く見てはいけません。ボットは人間がこなすよりも遥かに多くの作業を簡単にこなしてしまいます。もしマイナスで評価されてしまうと、さらに評価を上げるというのは簡単ではありません。つまり、サーチロボットに信頼してもらえるサイトを作る必要が有るのです。
ブログのリライトと検索順位

リライトを行なうと、サーチロボットはブログなどのサイトを巡回する際に、以前の情報との比較を行います。
以前の内容とは異なる新たな情報が提供されている場合、サーチロボットはこのサイトが更新されたと判断します。
加えて、よりよい情報が書き込まれていると判断した場合、検索順位の上位に表示させるよう判断します。
SEOとは何かを確認
このように検索エンジンの上位に表示させることをSEO(Search Engine Optimization)と呼びます。
日本語では検索エンジン最適化という意味です。
検索結果の上位に表示させると、検索をしたユーザーはほぼ確実に検索順位上位のサイトにアクセスします。
SEO対策とブログのリライトは一体で考える
リライトによりSEO対策ができる理由は、先程も説明した通り、サイトを巡回するサーチロボットに認識してもらうことができるからです。
サーチロボットは機械的にリサーチを行いますが、膨大な情報に基づいて、サイトの評価を行います。
「ところでリライトはすべてのページをする必要があるのでしょうか?」
リライトする際の注意点として、ブログの記事をすべて更新すればよいわけではないことを覚えておきましょう。
サーチロボットはすべてのサイトを巡回しますが、その中からこれまでにどれくらいのアクセスがあったかをチェックします。
アクセスが少ないあるいはまったくないページは、紹介しても意味がないと判断してしまいます。
アクセスの多い記事を中心にリライトする
それに対して、アクセスの多い記事については、サーチロボットが注目するので、評価を高くする傾向が見られます。
アクセスがあれば、その分だけサーチロボットの注意を引きやすくなるので、この機能をうまく利用して、ブログの記事をリライトしていきます。
ブログ記事をリライトすれば、サーチロボットはそのページを再度チックして再評価します。その際により高い検索順位を付与する可能性があります。やはり多く人が訪れているサイトは良いサイトという判断をしているのでしょう。
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ブログのリライト時にSEO対策をする

リライトをすることで、ポテンシャルのある記事の検索順位をアップさせることが可能です。
そのためには、記事をリライトする際にいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まずはSEO対策を行う前に、どの記事をリライトするかを選んでください。
検索エンジン側はサーチロボットによるリサーチを行なう際、それぞれのブログやサイトのページ内容をチェックして、それぞれの評価を行います。
評価内容は公開されていませんが、実際に上位表示されるサイトの事例を見てみると、サーチロボットの行動パターンが分かります。
1.上位検索されそうなページを割り出す
SEO対策を行う前に、上位検索される可能性のあるページをあぶり出してください。
どうやって上位検索される可能性のあるページを見つけるのかというと、検索エンジンで何位に表示されるかをチェックするツールを活用します。
おすすめは有料のサービスを活用することです。
- GRC:インストール型ソフト ※Winのみ対応
- BULL:クラウド型サービス ※ブラウザ閲覧のためWin/MacどちらもOK
自分のブログやサイトを指定して、それぞれの検索順位をチェックすると、どの記事が読まれているのか、どの記事は人気がないのかがわかります。
検索順位を伸ばせる可能性があるページを見つける際の目安になるのは、大体30位~50位にランクしているページです。
すでに検索エンジンのボットからある程度の検索順位が付与されていることを考えると、30位~50位圏の記事なら、リライトをすることで十分上位圏を狙うことができます。
これはSEO的に比較的上位に食い込ませやすい記事なのです。
2.リライトで記事の質を上げる
リライトする際の注意点として、上位検索されそうな記事の中から、さらに細分化します。大体各10位ごとに振り分けて行くのがコツです。30位~50位の記事であれば、30位~40位、40位~50位とそれぞれ分けていきます。
キーワード検索とSEO
振り分けが終わったら、それぞれの記事ごとにどのキーワードでSEO対策をするかを考えるようにします。
キーワードを選ぶ際には、ビッグワード、ミドルワード、ロングテールの3つに振り分けてください。
ビッグワードというのは、検索されるキーワードの中でも特に検索される数が多いワードを指します。
ビッグワードのメリットは、上位表示されたときに大量アクセスを獲得しやすいことです。
ただし競合が多数あるので、ビッグワードでのSEOは激戦区と考えたほうが良いでしょう。
注意点として、ビッグワードだけでSEO対策はしないでください。
ミドルワードはいわゆる中間に位置する検索ワードのことです。
検索ボリュームもそれほど多くはないので、ミドルワードに関してはそれほどこだわる必要はありません。
ロングテールというのは、いわゆるニッチなキーワードを指します。
ニッチな情報は対象が限られますが、情報を必要としている人からすると、喉から手が出るほど欲しい情報である場合が多いです。
ここを狙ってアフィリエイトで成功しているブロガーもたくさんいます。
リライト時のSEO対策の順番はロングテール、ミドルワード、ビッグワードの順で設定していくのが王道です。
ミドルワード:サッカー ユニフォーム
ロングテール:サッカー ユニフォーム 購入

ビッグワードだけで攻めるのはかなりリスクがあるので、初心者は特にロングテールからスタートするようにしてください。
SEO対策の具体例とブログリライトのコツ

リライトを行なう際にはいくつかのコツを掴んでおくようにします。
具体例として、リライト向きの記事とそうでない記事とを分けるようにします。
例えば旅行ブログを開設している場合、記事によっては検索順位がかなり高いものと、検索順位が50位以下のものがあります。
50位以下の記事はhtaccessによる転送を使う
検索順位50位以下というのは、基本的に上位検索表示は期待しないほうが良いでしょう。
そのような記事をリライトしても、時間の無駄になってしまうので、別のテクニックを活用します。
それはhtaccessを利用して他の記事に転送する方法です。
よく301リダイレクトという言葉を聞くと思いますが、このテクニックを活用して、新たな記事を一つ作成し、50位以下の検索順位のページを新たに作成したページにリダイレクトさせます。
この方法のメリットは、新たに作成する記事の検索順位が上がることに加えて、ブログの質を下げてしまう下位順位のページを排除することができます。
50位以上の記事のリライト
検索順位50位以上の記事は上位表示の可能性があります。
ポイントは内容を充実させることに加えて、キーワード検索でより検索対象になりやすくするため、付加的なキーワードを設定していきます。
例えば「旅行」、「海外」というキーワードを盛り込む場合、この2つはビッグワードなので、記事を上位表示させるにはかなりハードルが高いです。ところが、関連するキーワードとして、「旅行」、「海外」、「おすすめ」や「安い」、「人気」といったものがあります。
検索順位50位以上の記事を上位表示させるには、この関連するキーワードを盛り込んで、ニッチな需要を掘り起こすことに着目するのがコツです。
検索エンジンの検索窓にキーワードを入れると、自動的に関連するキーワードが表示されます。
この中から、どのキーワードを記事に盛り込むかを考えるのです。
ディスクリプションをリライトする
ブログを運営している場合、ディスクリプションを設定しているかどうかをまず確認してください。
初心者の場合、とにかく記事を書くことにだけ専念する結果、ディスクリプションを書いていないというケースが見られます。
ディスクリプションというのは記事の要約のことで、検索順位を上げる際にも実はとても重要や役割を果たしています。
サーチロボットが巡回する際、ディスクリプションをチェックして、記事の概要を取り込みます。
その時点で、検索対象の記事が何を目的としているのか、どのジャンルの記事なのかを把握します。
ディスクリプションは検索結果に表示されるので、新たな訪問客を呼び込む際のキャッチにもなります。
ディスクリプションはあまり長すぎると効果がないので、記事の中で伝えたいことをまとめます。長さは100文字以内が理想です。
ディスクリプションを作成する際、キーワードは必ず入れてください。
ビッグワードとロングテールをあわせて散りばめるのがコツです。
タイトルが意外に物を言う
必要に応じてタイトルも変更します。
タイトルは記事の内容を簡潔に伝えるのに役に立ちます。
タイトル次第で検索順位が大きく変わることもあります。
タイトルを決める際には、記事の中のどのキーワードを強調したいかを考えてください。
その後20~30字程度でタイトルを作成します。
あまり長すぎると効果が薄れてしまうので、SEO的には30文字がベストです。
ブログのリライト後、検索順位のチェックをしよう
記事をリライトして、新しい記事をブログにアップしたからといって、すぐに検索エンジンに反映されるわけではありません。
検索エンジン側のボットは定期的に各サイトを巡回しますが、各サイトをチェックして、登録するまでには少なくとも1か月かかります。
果報は寝て待てという言葉の通り、一定期間はとにかく待つことが必要です。
注意点として、検索順位に反映されるまでの間、一時的に検索順位がこれまでよりも低くなってしまうことがあります。
これは他のサイトでも起こるので、焦らないようにしてください。
リライトをした後、検索順位がどの程度まで上がっているかを確認するためには、外部のサービスを活用することになります。
無料版もありますが、アフィリエイターは有料版を利用するのが基本です。
導入後は自分のブログの検索順位をチェックして、今何位くらいに位置しているのかを確認しましょう。
3週間~1か月くらいすると、正確なランキングが出てきます。
上がり下がりを繰り返しながら、徐々にランキングが上っていきます。
もしランキングが上がらない場合は、キーワードに問題があるかもしれません。その場合は再度リライトをしてください。
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リライトでやってはいけない2つのこと

リライト時の大きな注意点は2つあります。
この2つの注意点さえ気をつけていれば、他の部分はそれほど大きな問題に発展することはないので安心してください。
★リライトを1回で終わらせてしまう
やってはいけないことその1:目標を定めない
初心者や中級者がやりがちなこととして、単にリライトさえすれば順位が上がると勘違いしているケースです。
これではいくら頑張っても順位が上がりません。
どのページのランキングをアップさせるのか、そこを見極めることが必要です。もちろん目標順位を条件にするというのは大切ですが、必ずしも10位以内にランクインすることを目指す必要はありません。
例えば50位圏の記事を30位までランクアップさせるといった感じでやっていけば大丈夫です。
もちろん高い目標を設定することも大切ですが、検索順位50位のページをいきなり1位にまで持っていけるかというと、プロのライターでさえそんなことは不可能に近いです。
短期、中期、長期的な目標を設定して、それに沿ってリライトをするというのが基本です。
やってはいけないことその2:リライトは1回で終わらせない
リライトを1回だけしてしまえばそれでOKと考える初心者アフィリエイターは意外と多いです。
これは大きな間違いで、リライトは定期的にするのがコツ。
人気のブロガーは人気の記事を再編集して繰り返しネットの世界に送り出しています。
どのジャンルでもそうですが、人気の記事も時間が経つと色あせてしまいます。
そのために情報を加筆したり、新しい画像をアップしたりして、記事を充実させるのです。
そうすることで、ブログの記事をランクアップさせることができます。
まとめ ブログもリライト時に注意するポイント
どのジャンルでもそうですが、人気の記事も時間が経つと色あせてしまいます。
そのために情報を加筆したり、新しい画像をアップしたりして、記事を充実させるのです。
そうすることで、ブログの記事をランクアップさせることができます。

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