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営業職ですが、話しが長いと上司から注意を受けてしまいました。

話すことはコミュニケーションの基本ですが、話が長い人はビジネスではあまり良く思われないことが多いですね。

話を長くしない方法はありますか?

それでは、話を長くしないためのコツを教えてあげましょう。
この記事で分かること
・話が長い人によくある8つの特徴と原因
・話を長くしない3つのコツ
冗長な話し方にメリットはない

どのような仕事でも、その基本は他人とのコミュニケーションです。
他人と話をすることで初めて仕事が成立すると言ってもよいでしょう。
セールストークをしなければならない営業職だけでなく、会社勤めをする以上は誰でも、上司や同僚と会話しなければ仕事することはできません。
そこでどうしても問われてくるのがトークスキルです。
ビジネスの場ではいかに話を短くまとめるか、そのことが問われる一方、話が長い人は厭われる傾向にあるのも確かです。
「話しが長い」と注意をされた経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
特に営業職では、無駄に話しが長いと、顧客に嫌がられてしまうので注意が必要です。
「話が長い人」にみられる8つの特徴と原因

話しが長くなってしまうのには、いろいろな理由が考えられます。
自分がその特徴に当てはまってはいないか、検証してみてください。
もともと話す目的が定まっていない
プライベートな会話ならともかく、ビジネス、特に営業のセールストークでは、まず話をする目的を最初にきちんと決めておく必要があります。
しかし、話す前に何を話さなければいけないか、そのことを定めることなく話し出してしまう人が多いことも確かです。
このようなタイプの人は、話の内容が二転三転したり、途中で自分自身が相手に何を伝えようか分からなくなってしまい、どこで話を区切ればいいか見えなくなってしまいがちです。
前置きが必要以上に長い
特に言いにくいことを言わなければいけない場合になりがちですが、なかなか本題に入れずだらだらと前置きばかり話してしまうことも、無駄に話を長くする要因です。
ビジネスでは、要点をまとめて本題を手短に話すことを心がける必要があります。
話をまとめることが苦手
話の要点をまとめることが苦手、という人も少なくありません。
「一言でまとめてください」と言われて、うまくまとめられず答えに窮してしまう方も少なくないのではないでしょうか。
一言でまとめられず、そこからまた話が延々続いてしまう、というのもありがちです。
同じ話を繰り返してしまう
話をまとめることが苦手な人は、同じことを繰り返して話しがちです。
さっき言ったのと同じことを繰り返してしまうのは、自分自身が話の要点をつかめていないことが原因です。
何を話したいのか、まずそのことを考えて話すようにしましょう。
結論が話しているうちに変化してしまう
結論ありきで話せない人は、話しているうちに結論が変わってしまい、話自体が別の方向に向かってしまいがちです。
話している途中で結論が変わってしまえば、結局話も無駄に長くなってしまいがちです。
自分に酔ってしまう
話している自分に酔ってしまい、話が長くなる人もいます。
こういうタイプは話の結論を伝えることではなく、自分の言葉に酔うことが目的となってしまいますので、当然話が長くなりがちです。
ビジネスでは特に避けるべき話し方と言えるでしょう。
その場で思い出しながら話す
話す前に要点をまとめて置かず、その場で記憶を辿りながら話すのも、話を長くしてしまう原因となります、思い出しながら話すと、「えーと」「あの」「その」等、フィラーと呼ばれるつなぎ表現を多用する傾向にあり、結果として話が冗長になりがちです。
事前に話をする要点をまとめておく必要があります。
話すのが好き
特に目的も理由もなく、ただ話を続けたいだけの人もいます。
「自分に酔ってしまう」タイプと似ていますが、話す目的が最初からないのでやはり冗長になりがちです。
プライベートであればそれでもかまわないかもしれませんが、ビジネストークではこのような話し方は厳禁です。
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「話が長い」と感じさせないための3つのコツ

「話が長い」=不快というわけではありません。
長話をされても不快に感じない、むしろその話をもっと聞きたいと思わせるような話し方をする人もいます。
それは話の内容が面白かったり、興味をそそる話し方ができているからです。
実は「話が長い」ということそれ自体は問題ではありません。
問題は話が長いことではなく、相手に「話が長い」と感じさせてしまうことにあります。
つまり重要なことは、いかに自分の話を「長い」と相手に感じさせないか、その点にあります。
すべて話そうとすることをやめる
ビジネストークでは、いかに要点をまとめ伝えるかが重視されます。
端的に言えば、話の結論が重要であり、そこに至る経緯は重要ではない場合がほとんどです。
話を無駄に長くしない基本は、「結論」を伝えることに意識を向けることです。
結論に至る経緯をすべて話す必要はありません。
相手が何を聞きたいのか、それを理解しておくことも大切です。
相手にとっては、聞きたいこと以外の話は不要であると考えましょう。
また、自分が話す目的を明確化しておくことも、不必要な話をしないためには大切です。
「だから」「なので」「あと」を使わない
この3つのワードは結論なしに話をする場合使いがちで、話を無駄に長引かせる要因となります。
結論を探しながら話しているときには、特に使ってしまいがちです。
先に伝えたい結論を決めて話をして、この3つのワードで話を長引かせないよう、心がけましょう。
一文一文を短く区切って話す
話が長くなる人は、一文一文が冗長になりがちです。
一文を短く区切り「です」「ます」で話を区切って、メリハリのついた話し方を心がけるようにしましょう。
話す目的を明確化することが大切

「話が長い」と言われないために最も大切なのは、きちんと話目的を明確化することです。
相手に伝えたいことを明確にすることで、無駄な話を省くことができ、話の冗長化を防ぐことが可能です。
営業職は特に話し方の印象が重視されますので、相手に「話しが長い」と思われないような話し方を心がけるようにしましょう。