⏳読み終える目安: 4 分
こんにちは ゆっくりパパです。
長男
ゆっくりパパ
盲目的に「インデックの投資信託を長期で運用すればいいよ!」という情報をもとに運用されているのであれば、一度知識の整理をしましょう。
暴落など市場に変化があった際に、所有している投資信託がどういった特徴があるのか理解できていないと正しい情報整理が出来ません。
必ずしもすべてを頭に入れて置かなければ行けないわけでは有りませんが特徴は理解しておきましょう😁
目次
インデック運用ってなに?
インデック投資とは、目標とするベンチマークの値動きに連動するように運用していくことです。
それ以上でもそれ以下でも無いので、以上です!! 笑
という親父ギャグはさておき、上記の説明を少し分解していきますね。
・ベンチマーク:投資信託などが運用する上で、基準としている指数のことです。
一般的に馴染みのある指数としては、日経平均/NYダウ/TOPIX/S&P500など株価指数ですね。この有名な株価指数にも大きく2種類ありますので、ここで簡単に説明させて頂きます。
(※下記2種類以外にもファンダメンタル・インデックスなどもあります。)
- 時価総額加重平均型インデックス:TOPIX・S&P500・MSCIなど
対象とする会社の時価同額に応じて重みづけをして計算した指数のことです。
特徴としては、時価総額の大きい銘柄の株価変動に大きく影響を受ける傾向にあります。
- 株価平均型インデックス:日経平均・NYダウなど
対象とする会社の株価の総和を対象株式数で割った指数のことです。
特徴としては、株価の高い銘柄の株価変動に大きく影響を受ける傾向にあります。
ちなみにこのようなインデックスってなんで計算されているのでしょうか?
また、他にどのような役割があるのでしょうか?
もともとは下記①にある通り、統計の指標だったのですが現在ではこのような役割も果たしています。しかし、今回のテーマとは離れますので列挙に留めさせて頂きます。
- 市場を把握する統計指標
- デリバティブ取引の原資産
- 運用パフォーマンス評価の基準
- 運用ポートフォリオそのもの
インデックス運用のメリット/デメリットを整理
インデックの種類などをご理解頂いたところで、具体的にどのようなメリット/デメリットを整理していきましょう。
- 低コストで運用出来る:アクティブ運用と比較して運用管理費が低いものが多い。
- 幅広い分散投資ができる:もともと市場を把握する統計指標といういみあいがあるので満遍なく各業界の会社が組み入れられていることが多いです。
- 把握・管理がしやすい:代表的な指標となっているものが多いので、どのような値動きになっている/組入が変更されるなど情報の取得が容易である。
- 銘柄入れ替えウェイト変更:入れ替え日に向かって売買されるので、安い時に売って高い時に買うという状況が起きる。
- デリバティブ取引(先物市場)の影響を受ける:日経平均のような先物・オプション取引の原資産になっている指数では、本来の株価とは別にデリバティブ取引の影響を受けてしまう可能性がある。
- インデックスの使用料金がかかっている:意外と知られていないのが、書くインデックスには指数使用量(ライセンスフィー)がかかっています。ただ、このライセンスフィーも含めメリットに記載の通り、低い運用管理費で運用されているので投資者側に大きな影響はなさそうです。
Sponsored Search
アクティブ運用との比較
現状、アクティブ運用との比較では明らかにインデックス運用のほうが投資メリットがあると判断しています。ただ、今後アクティブ運用でも下記のメリットを上回る動きがあるかもしれませんので、盲目的に信じ続けるというのは危険です。
【インデックス運用が優れている点】
- 運用コストが低い商品が多い
- 長期でインデックス運用の成績を上回るインデックスファンドは無い
まとめ
基本的に長期のインデックス運用は、資産形成の手段としては良い手であることに間違いはありません。
ただ、盲目的に信じ続けるのではなく定期的に情報を確認し、資産形成の案を見つめ直すことは行っていきましょう。